社員の声

施工管理 本社工事部 2016年入社  ※2021年取材時

施工管理職としての役割と、普段の業務で心がけていることを教えてください。

現在は、区役所の案件を担当しており、改装中に使用する仮庁舎を建設中です。工事の進行に従って、基礎や建方、建具、内装など、専門技術を持つ協力会社の方々が順番に現場に入り、工程の段取りと金額の打ち合わせを行っています。現場責任者としての基本ではありますが、最も重視しているのは安全です。複数の業者が同時に作業することはできるだけ避けて工程を組むようにしています。やむを得ず重なってしまったときには、時間ごとに作業区画を分けるなどの工夫をし、作業員にとって作業しやすい空間を確保しています。

どんなときにやりがいを感じますか?

基本的に設計図を見て施工を行いますが、どうしても納めることができない部分が出てきます。設計図どおりに施工できる箇所ばかりではないのが、この仕事の面白いところです。その場で施工図を書いて調整し、各部材の接合部分を上手く納められたときには手応えを感じます。また、運送会社の休憩所や裁判所の仮事務所など、多彩な用途の建築物に携われることに、大きなやりがいを感じています。

これまでの仕事の中で印象に残っているエピソードを教えてください。

去年、ALC(軽量気泡コンクリート)パネルを用いる建物の施工管理を、先輩と一緒に担当しました。規格の決まったプレハブ建築が中心の郡リースにおいて、ALC造3階建てを手掛けるのは、かなり珍しいことです。この現場で自ら考えて行動する機会を多く与えられたからこそ、今の私があります。設計図を見ながら基礎と鉄骨の照合を確認し、合っていなければ調整するなど、問題を発見する力、何が最善か判断する力が身についたと思います。約1年という長い工期を終え、無事に完成した建物を見たときの感動は格別でした。

今後の目標を教えてください。

まずは、一級建築施工管理技士の資格を取得したいです。また、予算管理を任されるようになりましたが、営業の見積もりを元に実行予算を作った経験はまだないので、原価管理についても勉強し、一人前の現場責任者を目指したいと思います。また、ALC造の施工管理は難易度が高く、その分やりがいがあったので、チャンスがあれば難易度の高い案件にも積極的に挑戦したいです。

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